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誤嚥(ごえん)しやすい人

食べる

誤嚥(ごえん)とは

喉の奥は胃へとつながる食道と、肺へとつながる気管に分かれています。通常は食べ物が喉の奥に進み食道へと押し出されますが、年を重ねてくるとこの運動機能のはたらきが弱くなり、食べ物や唾液が気管に入ってしまうことがあります。これを「誤嚥(ごえん)」と言います。

誤嚥によって、食物や唾液が気管から肺に入り、治療せずそのまま放置すると。エネルギー栄養失調を引き起こし、免疫機能が弱まります。その結果、肺炎などの感染症を誘引し、命に危険を及ぼす恐れがあります。

誤嚥しやすい人を見分ける

意識がはっきりしていない人

意識がはっきりしていない人イラスト薬の作用などで意識がボーッとしている人や、うつの症状などでせん妄を起こしている人は、旨く飲み込めずにむせてしまうことがあります。
食費のときは意識がはっきりしているかを確認します。

【せん妄とは】
意識障害が起こり、頭が混乱した状態になっている事をいいます。脳の機能が低下し、上手く神経を伝える事が出来なくなっています。 幻覚を見る事もありますし、言葉をかけても落ち着く事が出来ず、興奮状態となって大声を出したり、暴力が見られる場合もあります。(認知症ねっとより引用)

食事中にむせてしまう人

食事中にむせてします人のイラスト食事をしているときに、突然むせて咳き込む人は要注意です。
このとき、喉に痰がからんでいることが多いので、まずは咳払いをさせてみます。

いつもむせている状態になると、自分がむせて咳き込んでいるという自覚が薄くなる人もいるので、家族や介護をする回りの人が注意してあげなければいけません。


よく噛まずに食べている人

よく噛まずに食べる人のイラストかきこむように食べていたり、早食いの人は食べ物をあまり噛んでいないので、むせやすくなります。
早食いをしないよう、よく噛んでゆっくり食べるように促します。

また、このような人は、食べ物を口の中に入れたら”いったん箸を置き、30回噛む”習慣をつけると良いです。
最初から30回噛むことが出来なければ、15回、次に20回・・・と、徐々に噛む回数を増やしていきます。
噛む回数が増えると、むせやすさが解消されるだけでなく、食べすぎ防止にもつながります。


こんなときはすぐに病院へ!

高齢者が誤嚥をし、ゼイゼイと苦しそうな息をし始めたときは要注意です。
誤嚥をして苦しそうなときの対処のイラスト食べ物が詰まって窒息状態にならないよう、すぐに口の中に手を突っ込んで詰まった食べ物を取り除いたり、背中を強く叩いて応急処置をし、すぐに救急車を呼びます。

食べ物が詰まって窒息状態になると、顔色は青黒くなり、唇から赤みが消えます。チアノーゼを起こすと命に危険が及びます。
重篤な場合は、咳も出ず、窒息してそのまま意識を失うこともあります。

※上記は、介護食アドバイザーのテキストより引用

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